見るなキタ━(゚∀゚)━!

トイレの「小」の方で流せるタイプの文章を書きます。そしてお前を許さない。

映画『デアデビル』

映画『デアデビル』を見た。ホットペッパーで見た!(知らん)

右から来たデアデビルを左へ受け流した形。星2点。ただ1点と2点の差がどこにあるか自分でもまだ分からない…。

 

あらすじ

駄目な父親を信じて暮らす主人公。お父さんは悪者の手下だと言われて主人公はいじめられるが、父親はそんなことはないと言い、主人公もそれを信じていた。だが、ある日父親の勤め先に行くと恐喝している父親を見つけてしまう。動揺した主人公はそこから逃げるように去るが、工事現場にあった危険な薬物を浴び失明する。しかしなんと主人公は失明した代わりに他の五感が発達し音を「見える」ようになる。父親も息子をこんな目にあわせたことを恥じ、これからは親子ともどもどんな苦境でも諦めず前を向いて行こうと決心する。主人公は能力を使ってどんどん強くなり、父親は賞金稼ぎのボクサーとして頑張る。だがそのバックアップしていたのは悪い人たちだった。

ある日連戦連勝していた父親のもとに偉い人が来て八百長で負けろと言われる。今まで勝たせてやった、次はお前が負ける番だ。しかし最初に決めた「どんな時でも諦めない」ところを息子に見せるため試合で勝ってしまい、悪い人たちに殺される。

主人公は父親を殺しておいてのうのうと生きている悪い奴らを成敗するために、表向きは弁護士に、しかし裏向きは有罪にも関わらず無罪になった金持ちの卑怯者共を倒すダークヒーロー「デアデビル」になったのだった。

この後はヒロインと出会って、ヒロインの父親が殺されて自分の父親の仇、ヒロインの父親の仇を取る、みたいな話。

作業しながら吹き替えを耳で追ってただけなので後半よく分からん。

 

感想(前置き)

感想というかお話づくりの練習のためにこれを書いてると言っても過言ではないので、目くじら立てんよーにしてくれ。すまんな。

 

感想(本番)

う~ん、グッと来るシーンがなかったなぁ。

見た人は大抵が「バットマンじゃん!」と言うと思う。俺は似てるからマイナスを付けるってことはないし、ものすごいしっかりした正義のヒーローよりはダークヒーローの方が好きではあるから「法律では裁けない悪を裁く」というの自体は好きなんだよね。

脱線しちゃうけど、ダークヒーローというか義賊的な存在が好きなので、ワンピースも入るし封神演義太公望みたいなキャラも好きなの。うしおととらだったらうしおは正義でもとらはちょっと悪っぽいところがあって良いよね。アンパンマンみたいな世間に称賛されるヒーローじゃなければ全部ダークヒーローだと思ってるフシがある。

本線に戻します。

デアデビルは復讐する理由は分かるんだけど、なんでダークヒーローになるのかってのがいまいち分からなくて、父親の仇うつために立ち上がったんなら父親を殺したやつを狙い撃てばいいんじゃないかなあ。バットマンは(ノーランのしか見たことないけど)犯罪が街中で蔓延り全体的に治安悪くなってる中で父親が殺されて「腐ったゴッサム・シティを変える」からダークヒーローやってるので分かるんだけど、そこら辺がしっかりしてないから好きになれなかった。

最初にいじめられてた主人公がいじめっこに仕返しするシーンとかも強弱が逆転しただけで、強くなることの「義」がないから全然好きになれない。

例えば大人も見逃していたいじめっ子の悪い行為を正すのに、力がない時はボコボコにされてたけど強くなって咎められるようになった、とかなら気持ちいい。他の誰も裁かない見て見ぬ振りしてたことを主人公が頑張って正していくって形になればそのまま大人の社会での行為に繋がるし、彼の目的がハッキリする。

悪者についてもちょっと弱いなあとは思うけど、正直序盤で主人公のこと好きなれなくて後半も興味ないまま行っちゃったからあんまり見てない。

最後の方、デアデビルは顔バレを嫌がるけど、結局命をなげうってまで何を成したいのか信念がよく分からんままだったので、「顔バレすると社会を正す活動できなくなるのでやだやだ~」と駄々こねてるようにしか見えんかった。キングピン倒したあと顔バレしても良かったんちゃうかな。社会的な立場を捨てても守りたい人がいた、正義や約束があった、っていうほうが俺は好きだな~。

 

余談

デアデビルウィキペディアのあらすじがスカスカでおもろい。

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終わり